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Satの 山と一期一会

春夏秋冬。山との出逢いはいつも一度限り。

苔が笑う水無月…大峯奥駈道

6月15日 奈良県行者還岳
6月に入り梅雨らしい空模様が続く関西。晴れマークの付かない日は山に入りませんが、ここだけは例外。白いベールが樹間を漂い、森全体を染めるが如く活き活きとする苔や笹等の下草。それは、快晴の日ではなく、今日のような曇り空…。関西の苔パラダイス(笑) 大峯奥駈道を歩いて行者還岳を訪ねました。
昨年、好日山荘で馴染みの店員さんに教えていただいたルートで今回も入山。奥駈道の稜線までは尾根道の森を歩きます。途中、森の主と思う巨木や隠れ人気キャラ Γタイタン」 と再会し、林道跡を進むと、やがて笹原が足元に広がるつづら折りに。そこを抜けると稜線、奥駈道となります。何度訪ねてもこの辺りの雰囲気は素晴らしい。息を呑む美しさとはこのことですね。特に、今日のようなミルキーウェイの時が素敵です(^^) 欲を言えば、時折雲間から一条の光が射せばなおのこと…。
1300年の歴史がある修験の道、それが大峯奥駈道。鎖場や覗き等数多くの行場があり、急峻な岩場や急登のある登山道。しかし、この辺りから行者還避難小屋までの間は、なだらかな道が続きます。長い年月を掛けて作られた小道だと思うと、往年の行き来を思わずには居れません。やがて、今回のお目当てクサタチバナの群生地へ。清楚な白い花の一群は道の両側に広がり、森の谷へと続きます。昨年はここで引き返しましたが、今回は靴の慣らし履きもあり、もう少し先まで…。2、3の小さなピークを越えると地元の方等のご協力を得て、綺麗に維持管理されている行者還避難小屋となります。そして、穏やかな散歩道もここまで。ここから山頂への分岐点まで急登となります。途中、崩れた箇所もありますが、注意をすれば問題はありません。危険なのは、そこを通過した後の10分以内でしょう。
稜線まで取り付くと、奥駈道は再び静けさを取り戻します。道はこの先、七曜岳、山上ケ岳そして吉野へと多くの行場に繋がります。
分岐点からピークまではひと登り。シャクナゲの迷路を抜けると錫杖が立つ山頂に到着。ここは鋭角的な岩峰であり、その縁に立つと実感出来ますが、余り近寄り過ぎないように…還ってはこれませんので…。
行きと帰りではその雰囲気や印象が変わる場合があります。眼前の景色、光の具合、心理的なもの…。その要因は様々だと思いますが、この道も随分と印象が異なります。それを楽しみに山頂を後にしました。
下山後は、テイクアウトでいつもの…(笑)

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このルートは地図に載ってません。赤テープも稜線までありません。でも、道はこのとおりです
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この辺りは巨木ゾーン その中でもこの木は断トツです
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タイタン…夜な夜な森を走ると思うのは我々だけか?
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珍しく 真っ直ぐな道…ここは良い雰囲気なんです(^^)
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でもやっぱり 曲線美には勝てないなぁ
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バイケイソウ…今年は不作のようです
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今日みたいな日じゃないと 撮れませんね
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修験者は何を思い ここを歩いたのでしょうか
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笑顔が見えますか?
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一瞬薄日が射すと こんな感じ…(上と同じ場所)
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今年も会えましたね
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クサタチバナを抜けると トリカブト…そして バイケイソウへ
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茸って 秋だけじゃないんですね
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通行人安全の文字に 安心を頂きます
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昭和7年建立の石碑 でも ここでは80年は赤ん坊と同じ(笑)
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小屋からは地形図に載った別ルートで…しかし ここで行き止まって 撤退(^^;
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本日の核心部 大切なのは自分が落ちない事ではなく 石を落とさないこと
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シロヤシオの別名は ゴヨウツツジ 葉も可愛いですよね
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この先は 吉野へと続いています
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最後まで稜線は姿を見せませんでした
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靴紐は先代から引き継ぎました(花を踏もうとはしてませんので…w)
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僕のお気に入りの場所 今回も撮ってしまった…(^^;
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やっぱり家がいちばん落ち着くわぁ~(笑)