散策前の準備運動…日向山
7月3日 山梨県日向山(ひなたやま)
予定していた山域は大荒れ模様。雨が降らなさそうなのは八ヶ岳界隈か…。でも、ここも天候は安定してないから低山か…。と言うことで、甲斐駒ヶ岳の前衛峰 日向山を訪ねました(^-^)v
黒戸尾根を歩いていると山頂付近の一部が白くザレた山が見えます。(白州町に向かう国道からも…)この雁ヶ原がこの山の個性でしょうか?
登山口は黒戸尾根と同じ尾白渓谷Pにありますが、大抵は林道(結構、狭くて長い)を走り、矢立石Pから登られます。当然、我々も…(笑)
なお、6時過ぎは5台でしたが、下山時には満車?となっており、手前に路駐されていました。
山頂へはここから登り出すルートと林道を更に進み錦滝からの直登ルートがあります。我々は錦滝経由の周回としました。
林道とは言え利用されていない道は荒れた登山道状態。草が生い茂り、岩がゴロゴロ。熊と鉢合わせしないものか、冷や汗もんでした(^^; 小1時間で錦滝。ここから暫くはロープに鎖、階段が続きます。2回目の急坂を終え一旦下ると、白く光った稜線が見えました。それまでは樹林帯であったため、その明るさがとても印象的です。その時、一陣の風が吹き下ろし、物凄い土埃に見舞われ、暫し唖然…。その後は風が来ると背を向けて回避し続けました。稜線は花崗岩が織り成す作品の数々。眼下には八ヶ岳山麓の町並み、そして、富士山が微かに眺めれたのは今日一番のご褒美♪
突如出現した砂丘のような稜線を山頂に向かって最後のひと登り。靴の裏から伝わる感覚は海岸線を散歩しているようです。甲斐駒方面を眺めると、黒雲が黒戸尾根を覆い始めたので、そそくさと山頂を後にしました。下山ルートは笹原の緩やかな登山道。良く整備されており、家族連れを始め、老若男女のハイカーとすれ違いました。「地元の方に愛されている里山なんだなぁ」と思って駐車場に戻ると、県外ナンバーばかりでした (--;)
一周約3時間。ザックを一度も下ろすことなく終わった山行は、これから始まる食べ歩きの準備運動だったように思えます…(^-^)v
下山後は、はてなスペース時代に教えて頂いたカフェでいつもの…(笑)
おいでおいでと 手招きをされているよう
道端には ウツギの花がたくさん
時折射す薄日に 林が光ります
錦滝 ここから急登の始まり
ミヤマタムラソウが 足元を飾ります
コアジサイも 目を楽しませてくれました
ロープのあとは 鎖場のトラバース
唯一の鉄階段は 結構な高さでした
木の根道もあります
ここで青空…いいタイミング(^^)
遺跡、芸術品、白い岩…ここだけ別世界
黒戸尾根越し 微かに富士山
後ろを振り返ると 海岸線の光景 (笑)
時折 砂嵐に 襲われます…(^^;
人の立っている場所が 山頂です
山頂から八ヶ岳方面…雲が踊っていました
キバナノヤマオダマキ 一株だけ出逢いました
センジュガンピ これも一株だけでした
トリアシショウマか アカショウマ…。
いつものの前に 登山口近くにある工場を見学
添えた トロピカルなシャーベットが絶品でした
オマケ ソノ1…前から気になってたお土産をGet。職場で眺めて 心を癒そう…(笑)
オマケ ソノ2…家に帰ってからも いつもの…(笑)