Satの 山と一期一会

春夏秋冬。山との出逢いはいつも一度限り。

こんなときは.‥おらが山

10月29日 三重県尼ヶ岳
山に1ヶ月以上入っていないのは、山を本格的に再開して以来、実に5年半振りでした。午前中、少し時間が出来たので、向かった先はおらが山「尼ヶ岳」。
自宅から30分で登山口まで行ける尼ヶ岳は別名「伊賀富士」と呼ばれ、駅に向かう時にはその端正な山容が望める伊賀盆地の最高峰(957m)です。
この山の特徴は5つの区間に分かれた階段ルートがあること。「天にも昇る階段」と言われる第4、第5階段は、一気に駆け上がるとそれこそ「昇天」してしまいそう・・・(笑)
三方が開けた山頂は室生火山群から僕が住む伊賀盆地に関西の軽井沢(笑)青山高原。そして、遠くは伊勢湾まで望むことが出来ますが、今日はあいにくの天候でどこを向いても同じ景色。そんな中、はてなblogの方が集まっている八ヶ岳に向かって手を振ってみました・・・(^_^)/~
市街地は晴れていたものの、住宅地から見た山頂は雲に隠れており、登頂してもそれは変わらずで今日はこの地域独特の山天気。しかし、久しぶりの山歩きは楽しく、身体の内側から深呼吸が出来た気がします。そして、近畿地方では木枯らし1号が吹いた今日、ここ「おらが山」に吹く風はまだ秋の匂いがしました。
下山ルートは富士見峠を経由する周回コース。階段ルートとは少し雰囲気の異なる尾根歩きが楽しめます。
自宅から登山口往復1時間、登り1時間、下りも1時間(笑) その時間以上に楽しめるのは、やはり「おらが山」。今日は山頂から自分に住む住宅地を眺めることは出来ませんでしたが、僕にはいつもの景色がはっきりと見えていました。それが「おらが山」。
僕にとって、大切にしたい山のひとつです。
下山後は、自宅でいつもの・・・。


山は隠れて見えていませんが Let's Go!

第2階段は準備運動みたいなものです

しばらくは植林地帯を登ります

第4階段から左手は広葉樹となります

明暗の境界線を登っていきます

いい感じの曲がり具合・・・(笑)

足元の踏み面ひとつひとつが 箱庭のようです

頭上では 衣替え真っ最中

第5階段へ続く レッドカーペット

第5階段は 落葉樹の美しい階段

箱庭が更に艶やかになります

景色を切り取れば そこは八ヶ岳の森

第5階段の終わりが近付くと 天使が見える・・・(笑)

開けた山頂は 風もよく通ります^^;

別ルートの下り初めも やはり階段です

階段脇に咲いていた リンドウ

真っ赤な実が 秋を印象付けますね

落ち葉のミルフィーユ

紅葉も綺麗ですが 落ち葉のパッチワークも素敵です

いつものも・・・秋色