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Satの 山と一期一会

春夏秋冬。山との出逢いはいつも一度限り。

鈴鹿の羊に逢いたくて…冬

2月15日 三重県竜ヶ岳
鈴鹿7Mt.のひとつ竜ヶ岳。「鈴鹿の女王」と僕が呼ぶこの山は、シロヤシオが咲く5月になると、草原に群れる羊のような光景を眺められることで人気があります。頂上へはいくつものルートがありますが、その中で、草原の稜線歩きを存分に楽しめる遠足尾根が僕のお気に入り。そして、冬。ここは鈴鹿随一のスノーハイキングコースとなります。以前から機会が合えばと思っていましたが、ようやく、その時がやってきました。

平日の朝8時前、駐車場には数台の車が停まっているだけでした。山麓では晴れ間が見えたものの鈴鹿の稜線は雲に覆われており、予報通りにはいかない予感。林道から遠足尾根の登山路へ。しばらくは杉林の直登が続きます。空模様は高曇り。山頂は雲の中。稜線の風が穏やかであることを願うだけです。先行者の4人グループで見覚えのある顔があり、挨拶を交わすと、やはりザックを買った店主ご夫婦でした。先日の藤原岳に続く、地元の山らしい出来事ですね。
遠足尾根の分岐点にてスノーシューを装着。ツボ足だと膝上ぐらいまで嵌まる箇所もあります。今年は鈴鹿を初め、関西の山は雪が豊富です。稜線の雪は落ち着きを見せ、先週末の山行のようなラッセルはありません。スノーシューが最も得意とする状況でした。やがて視界は広がり、山頂へ続く遠足尾根の全貌を望める場所に出ます。残念ながら山頂は姿を消したままですが、黄色く光る伊勢湾を眺めての山行は、いかにも鈴鹿らしい光景です。アセビやシロヤシオの林を抜け、いくつかのアップダウンを繰り返し、急坂を直登すると金山尾根に合流。ここまでのトレースは山スキーの方1名。それも時折、消えています。山頂直下、周囲がベールに包まれた瞬間があり、ルーファイの大切さと怖さを身をもって体験できました。最後の登り坂、後ろを振り返れば、羊の群れが望めるはずですが、今日は姿を隠している時間が長かったですね。
山頂は時折15mほどの突風が吹く冷凍庫状態(笑) 三角点にタッチにし、昼食場所を求めて、下山の途につきました。結局、前回と同じ場所で昼食をとっていると、雲の流れに合わせて、まるで生き物のような陽射しが稜線から谷に抜けていきました。そして、女王様の登場。こんな筋書も良いもんです。しばし、目の前に繰り広げられるショータイムに一喜一憂をしながら昼食を終え、遠足を終えた小学生の気分(笑)で来た道を戻り始めました。
下山後は、有名パティシエの作品でいつもの.‥(笑)

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杉林の急登も 影絵が楽しませてくれます
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広角レンズで撮ったような谷筋
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モノクロで撮ったような尾根筋…(^^)
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振り返れば 遠くに伊勢湾と工業地帯
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立木から右側は雪庇です
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これぞ 冬の遠足尾根
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先日登った藤原岳も 稜線は見えません
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こんな日だからこそ この景色が生かされます
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遠足尾根を振り返ります
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何を語っているのでしょうか…
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5月になれば 白い花を魅せてくれることでしょう
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今は冬毛の 羊たち…
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忽然と現れた 山頂への道しるべ
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羊の放牧地も 今日は霞みがちでした
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空模様より 風が登頂のポイントです
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標高1099.6m。ここは三重県です。
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向こうの山肌には陽が射してきました
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竜ヶ岳山頂上空にも 青空が見え始めます
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霧氷に囲まれた ランチタイム
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スポットライトを浴びたような 子羊ちゃん(^^)
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帰り道も楽しい 遠足尾根
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美しすぎる山稜は 女王の名に相応しいと思います
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山スキー3名、スノーシュー4名、ワカン1名のトレースが続きます
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女王様 次回は青空の下で お会いしましょう
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ここでも美しすぎる いつものたち…(笑)