4月9日 三重県桝形山
松阪の良き低山の駐車場に、今回も3人で向かいます。
昨年のGW、関西バンビー3で登った桝形山は標高312.2m。駐車場にあるハイキングマップには括弧書きで阿坂山となっており、山名よりも14世紀からあった山城「阿坂城」跡の山として親しまれているかも知れません。また、山頂付近には南北2つの曲輪からなり、北曲輪を「椎ノ木城」、南曲輪を「白米城」と書かれています。つまり、阿坂城跡の桝形山は阿坂山とも呼び、そして阿坂城には、椎ノ木城と白米城と呼ぶ2つの曲輪があります。※曲輪(くるわ):山城に配置された遺構のあった平地のこと(阿坂まちづくり協議会 案内板より)
昨日から訪ねてきている40数年来の友。20代の頃は毎月ハイキングに出掛け、夏の六甲「菊水山」では暑さで共に倒れそうになった間柄。2010年、新おらが山の「三峰山」に続き、2011年はホーム鈴鹿の主峰「御在所岳」から「国見岳」へ登って以来、実に15年振りの山行です。凡そ、一回り上の齢であることから、散歩程度でも山の雰囲気を楽しめる名低山「桝形山」を計画し、春霞でぼんやりとした稜線を眺めながら、駐車場のある大阿坂登山口(浄眼寺)を目指しました。
昨年はGW期間中だったため、路上駐車も含め、混雑していた登山口周辺。桜の見頃も終え、新緑にはまだ早い平日では訪ねる人も少ないであろうと思っていましたが、10数台駐車が出来る駐車場は満車。数10m手前の路肩駐車スペースで用意をしていたところ、空きが出たため移動をしましたが、その後も続けて数台が出て行かれました。時刻は11時前。お昼ご飯は自宅で食べられるよう、近くの方が登られていたのでしょう。
駐車場にあった案内板には、桝形山を目指す2つのルートが紹介されていました。今回も前回同様、途中で薬王寺コースと合流する袖岡谷寄りのコースで往復です。
駐車場を出ると、浄眼寺参道とは反対に獣除けフェンスが設置された登山口があります。少し薄暗くなったフェンスを抜けると、しばらくはコンクリート舗装された道を進むことになりますが、すぐに地道となり、また、「松阪山の辺のみち」と書かれた道標には「←白米城跡」となっていました。その後も「白米城跡」になっているため、いくつも呼び方のある「桝形山」は「白米城跡」が一般的なのかもしれません。
少し傾斜のついた公園の散歩道。そう思わせるのは、人工林が少なく、広葉樹や常緑樹が道の両側や頭上を覆っているからでしょう。昨年、キンランやエビネが咲いていた道は今、桜の花びらが散りばめられた道。足元ではゼンマイが顔を覗かせたところで、「山笑う」季節には、もう少し時間が必要です。
薬王寺コースとの合流地点から道は傾斜を増し、登山道らしくなりますが、それも束の間。「土塁」「堀切」と書かれた遺構を過ぎれば、高さ約10mの切岸が迎え撃つ「椎ノ木城」の曲輪を見上げることになります。※土塁(どるい):敵の侵入を防ぐために、曲輪の側面に積み上げられた土の防護壁。堀切(ほりきり):城に通じる尾根を深く掘り下げ堀のことで、敵の侵入を防ぐ重要な施設。切岸(きりきし):曲輪の周囲を崖状に削り出した斜面のことで、曲輪に駆け登る敵を防ぐ役割。(阿坂まちづくり協議会 案内板より)
幅40~70m、長さ約150mの「椎ノ木城」曲輪に沿って進めば、一旦20mほど下った先に、高さ約12mの台状「白米城跡」が見えてきます。阿坂城碑の建つ「白米城跡」は貸切状態でした。平日は景色を楽しむより、散歩を楽しむ方が訪ねるようです。午後からは下り坂と言うことで、西側の展望は春霞から雲隠れとなったものの、海岸線近くの平地が広がる東側の展望は標高以上に広がりを見せ、織田軍によって廃城に至らしめた戦国の世、多くの武将がここで作戦を練り、敵と戦ったことでしょう。そんなことを思いつつ、お気に入りのお店で買ったパンを頬張ります。歩いた以上の展望だったと喜んでもらったので、あとは怪我をすることなく下山できるよう油断せずに帰りました。
下山後は、自宅に戻ってからお手製でいつもの…(笑)

小さな案内番…一町は 109m

ゼンマイは 春の山菜 代表格

薬王寺コースと合流すれば 散歩道から登山道へ

この道は 広葉樹と常緑樹が彩ります

突如と現れる 防御の壁…切岸

山の初笑いは 青もみじ

曲輪から見下ろせば 結構な高さです

そろそろ桜も 見納めとなりました

昨年 初めて見た ウラシマソウと再会

白米城跡への下りが 往路の核心部

山桜は もう少し 楽しめそうです

当時は どんな様子だったのでしょう…白米城跡

今は 三等三角点が見守っています

松阪牛ではなく ハイランド牛で…(笑)

霞ながらも 伊勢湾から松阪城跡方面

青山高原方面は 雲の中

空と地面の境界が 海岸線

道が描く 自然美の曲線

スーパー内にある フランス人オーナーシェフのパン

もう一つは 当然 甘い系…(笑)

白米城跡の裏側は 桝形山

今は スミレが 足元を引っ張ります

緑のグラデーションが 美しい季節

まだまだ 成長途中の ウラシマ君

クグロフ型のフィナンシェを切り分けて いつもの…(笑)














































































































































































