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Satの 山と一期一会

春夏秋冬。山との出逢いはいつも一度限り。

山の縁は人の縁…船窪小屋再訪

6月26~27日 長野県船窪小屋
昨秋、ようやく訪ねることが出来た魂の宿る船窪小屋。「お父さん」「お母さん」と親しまれるお二人に会いたくて、急登 七倉尾根を登って来る方も多数…。オオヤマレンゲが咲く頃、地元の美味しいものを届けに来ますと言葉を交わしたのがついこの間のよう。そして、その約束を果たす日が来ました(^^)
今回、山友さんのお誘いで小屋開き前に訪ねることになったのは予想外の出来事。しかも好きな小屋のお手伝いが出来るなんて…。これも山が取り持つ人の縁ですよね。
この日は梅雨真っ盛り。晴れ間を求めるのは贅沢と言うもの。今回に限っては多少の雨でも登るつもりでいました。予報は晴時々曇り。しかし、登山口の七倉山荘を出発した時は小雨模様。早速、新調したライトな雨具が活躍しました。
七倉尾根はブナ立や合戦を凌ぐ標高差とコースタイム。しかし、小屋を愛する方々の協力でとても良く整備されています。普段、私達が何気に歩いてる登山道は自然ではなく、整備された道であることを常に感謝しなければならないと思います。
ビューポイント 天狗の庭。表と裏の銀座が交わる一点に槍ヶ岳を望める場所。今日は厚い雲に覆われており、記憶の眼で眺めることにしました。ここまで来ると小屋まではもうひとふんばり。しかし疲れも出てくる頃なので、慌てないのが安全登山。
9ヶ月振りに見る青い屋根。遠い実家に帰ってきたような錯覚。さて、ここから本番だぁ~(^-^)/

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お馴染みのポスト型登山届入れ…郵便物は投函しないように(笑)
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登り始めは急登から 森に力を貰います
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戯れ合う ギンリョウソウ(笑)
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イチヨウラン 大きな森の小さな造形美
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ツマトリソウは森の常連さま
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ハクサンシャクナゲと高瀬ダム
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チングルマ街道を過ぎると 小屋は近い…
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草陰に雛を見守る 母雷鳥の姿
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やけに静かな小屋周辺…昼食中でした(^^;
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小屋前の標識…この後 作業中に支柱が折れましたf:id:Regulus0821:20160628211900j:plain
小屋の表札を付け終えた瞬間
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山友と水場整備に向かいます
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整備終了(^^) 後は 土砂に埋もれないことを願うだけ(^人^)
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テント場付近から水場(左下)を望みます
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見事な シラネアオイの群生地がありました
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キヌガサソウも道端を飾ります
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七倉岳に向かうと ミヤマダイコンソウ がお出迎え
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小屋に戻ると お帰りの鐘の音が響きます…
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囲炉裏端では 夕飯の支度中でした
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名物 山菜の天麩羅を食べると 本当に帰ってきた気がします(^^)

2日目の朝は見事な快晴。透き通った空にまだ雪を纏った峰々が次第に紅く染まってきました。朝です。これぞ夏山の朝です。小屋前からの景色も素敵ですが、小屋から10分程歩いた七倉岳からの展望は北ア随一だと僕は思います。個性豊かな北アの名峰から雲海を経て志賀高原八ヶ岳、富士山…。足元には可憐な高山植物に苔達。頭上は雲ひとつない青空。今日は僕達の夏山開きとなりました(^-^)v
ラジオから流れる放送に合わせ、恒例 ラジオ体操の始まり。朝陽を浴び、アルプスを眺めながらの体操はどんなサプリより健康になります(^^)
朝食後、ヘリによる荷揚げが始まりました。まずはお父さんがヘリで登場。続いて、5回の空輸。次のヘリが来るまで時間との勝負でしたが、皆さんの顔には余裕が一杯。慌ただしさを楽しんでいる様子。休憩時、アルプスを眺めながら頂いたお茶は全てを忘れさせてくれる魔法のようなものでしたね。
まだまだ片付けが残っていましたが、秋の再訪を誓い、小屋を後にしました。何度も後ろを振り返り、皆さんの笑顔に手を振る。「行ってらっしゃ~い」の声と小屋の鐘の音が今も耳に響いています。
今回、初対面の方ばかりでしたが、同じ目的で集まった素敵な方々と同じ時間を過ごせたこと。いろんなお話を聞けたこと。そして、ほんの少しだけ魂の宿の一員になれたこと。僕の山人生に新たな一枚が追加された2日間でした。
下山後は、最近よく会う安曇野の山友といつもの…(笑)

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一日の始まりは 御来光から…
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穂高の岩肌が 紅く染まる
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劔岳も 少し遅れて 染まりだす
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紅から光輝く雲へ…朝のショータイム
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登山口の七倉山荘と七倉ダム その差 約1400m
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大天井岳から槍へと続く表銀座が一望
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朝露に光る アオノツガザクラ
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朝陽を浴びる チングルマ
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初夏の競演 コイワカガミ・チングルマ・アオノツガザクラ
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大きく息を吸って…ラジオ体操第一(笑)
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昭和を感じますが まだまだ現役です
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最新鋭機と共演(笑)
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お父さんの到着 これで役者が揃いました(^^)
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荷揚げ日和とは 今日のこと
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小屋前のテラスで休憩タイム 実家に親戚が集まった感じです
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ある材料と道具で修理した看板の支柱 その技に見惚れました(^^) …何故か文字はバディ 作(笑)
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小屋前のコマクサにも 別れを告げます
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最高の2日間に ありがとう(^-^)/
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登りは気付かなかった オオヤマレンゲ
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山も良いけど 下界も捨てたもんじゃないなぁ♪